ブログ2 《アメリカの大学・入学制度の問題点》
日本の大学へ入るのに一番大切なのは受験、つまり入学試験である。一方、アメリカ大学では合格者を選ぶとき、入学試験の点数だけでなく、他の色々な部分も検討される。一見、全体的にアプリケーションを見る方がより平等な方法だと思われるかもしれないが、これもそれなりの問題を持っている。
アメリカのほぼ全ての教育制度の問題は「いい大学に入ること」が皆の目的であることで説明できる。アメリカの学生たちは、特に高校の時に一生懸命勉強する。しかし、入学の応募が終了したら(たいてい12月から1月ごろ)、彼らは最後の学期の成績はあまり見られないという理由で勉強をほったらかし始める。勉強だけでなく、クラスに遅れたり、学校や先生に対してどうでもいいという態度をとることもある。この態度は「senioritis」と、病気の「arthritis」にちなんで名付けられている。入学応募が締め切ったとたん、勉強をおろそかにすることは、大学入学にかかわりのあるもの以外は大事でないと思っていることを意味する。その上、「senioritis」の問題は、それまでの学校での競争が激しすぎたことが理由だともいえるだろう。
受験準備の競争を避けるために、努力しすぎる学生たちがいる。アメリカの受験の一つのSATを中学校で初めてとったり(高校1年の時に初めて取るよう試験会社は推薦する)、APやIB試験(大学レベルでとても難しい)をできるだけ多くとったり、履歴書のためだけに数知れずのクラブで活動をしたりする。日本では、インターンシップは大学で始めるのが常考だが、アメリカでは大学からいい評価をもらえるといわれ高校生からインターンシップをする。このように皆を先抜けようとアメリカの学生たちは血の出る努力をする。が、果たしてこれは価値のある努力であろうか。
せっかく希望大学に合格したとしても、授業料が高すぎて結局通えないというのが現状だ。国や州、または個人団体から奨学金がもらえるときもあるが、それでも授業料が払えないという件がたくさんある。それでも大学にいきたいと思い借金をしてまで大学に登録する人もいる。だがこれは決して良い選択ではない。
確かに4年制大学の学歴がないとほとんどのいい仕事に応募さえできないのが現状である。それで多くのアメリカ人が「今お金がなくてもまず大学に入ったほうがいい。学費は就職した後から払えればいい。」という考えにだまされ続けている。彼らは卒業後、思った通りにうまく就職できなく、給料の高くない仕事をし、何十年働いても払い返せなく、結局そのためだけに好きでもない仕事をし続けている。まさに悪循環である。大学へ行く目的はいい会社へ就職して、不便なく暮らせるようになるはずなのに、現実は理想と真逆になってしまう。
でも決して大学へ行くのが悪いという訳ではない。ただ、授業料の高い名門大学だけがいいという間違った考えは振り捨てて、今自分の状況にあっている選択をしてはどうだろう。例えば、まず専門学校などに通って技術を学び、その資格で就職してお金をためてから4年制大学に進む賢明な方法がある。言い換えると、他の人のことを気にして焦らなくてもいいのである。


高い授業料のせいで、卒業後の借金で仕事と生活がもっと苦しくなる人も多いですね。無理して高い大学に行くより、自分の人生に楽になる道を覚えながら大学を選ぶことが大事だと思います。
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